こんにちは。ぴろくりんと申します。
車を運転する際、ステアリング(ハンドル)に不満を感じることはありませんか?
この記事は、以下のような方にオススメです。
- ドライビングポジションがしっくりこない。
- ステアリングが遠くて運転しづらい。
- ステアリングの直径が大きすぎる(又は小さすぎる)ので、変更したい。
- ステアリングのグリップが細すぎて、力を入れづらい。
- ステアリング位置を前後調整するためのテレスコピック機能がない。

私の場合は「ステアリングが遠すぎるので、もっと手前に寄せたい」と感じていました。
ステアリングに近づこうと思ってシート位置を前に寄せてみましたが、今度は脚が窮屈になってしまうため、運転しづらかったです。
でもステアリング交換後は、最適なドライビングポジションをとることができました。
無理のない姿勢をとれるので、長時間運転してても疲労感を感じることが少なくなり、ステアリング操作が楽しくなりました。
快適なドライビングのために、あなたもぜひステアリング交換を検討してみてはいかがでしょうか!
以下の記事では、私が実際に行ったステアリング交換作業を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
事前準備
ステアリングは、車が直進できる位置にしておいてください。

タイヤが左右に向いている状態のままステアリング交換をしてしまうと、ステアリングのセンター位置がわかりづらくなってしまうので、タイヤがまっすぐな状態であることを確認しておきましょう。
作業内容
今回は、エアバッグが標準装備されている平成22年式のスズキワゴンR(MH23S)でご説明します。
なお、他車種の場合でもほぼ同じ作業工程なので、ご参考にしていただければ幸いです。
以下、作業手順を見ていきましょう。(作業時間の目安は約60分です)
バッテリーの取り外し
まずはボンネットを開け、バッテリーのマイナス端子(赤矢印)を外します。

作業中の配線ショートやエアバッグの誤作動を予防するため、必ず最初にバッテリー端子を外しておきましょう。
そして放電させるために約10~20分放置してから、以降の作業を実施してください。
エアバッグの取り外し
次に、純正ステアリング中央のエアバッグ(センターパッド)を外していきます。

ステアリング取付部の左右にあるネジ(下画像赤矢印)を外します。

なお、エアバッグは一般的なプラスネジではなく、星形のトルクスネジが使用されていることが多いです。
今回は下画像のトルクスレンチ(T30)をしました。

手でエアバッグ本体を引き抜き、裏面からホーン配線のギボシ(下画像赤矢印)とエアバッグ配線(下画像青矢印)を外します。

なお、エアバッグ配線を取り外す際は、細い精密ドライバーなどを下画像赤矢印部に差し込み、黄色のプラスチック部分を持ち上げた後に、黒いカプラー部分を引き抜くとエアバッグ配線が取り外せます。

純正ステアリング本体の取り外し
エアバッグを取り外したら、今度は純正ステアリング本体を取り外していきます。
下画像は、エアバッグを取り外した直後の純正ステアリングです。

ステアリングは中央のナット1個だけで取り付けられているのですが、ステアリングを取り外す際は少しコツがあります。
ステアリング中央のナットを緩める前に、下画像赤矢印のようにマジックなどで印をつけておきましょう。(これをしておけば、取付時にどこまで締め付けるかの目安にできます)

次に、下画像赤矢印部のセンターナットを緩めます。


力が入れやすいので、私はいつもクロスレンチを使用しています。
運転席に座り、両膝でステアリングを押さえつけて固定した状態にすると、センターナットを緩めやすいですよ。
センターナットを緩めた後はステアリングを取り外す段階ですが、ここも重要なポイントがあります。
センターナットはセンターボルトに2~3回転分ほど取り付けた状態にしてから、ステアリングを「10時と4時」の位置など対角に持ち、揺すりながら手前に力いっぱい引き抜くと、「ガコッ」という音と共にステアリングを取り外せます。(あとはセンターナットを外せば、ステアリングを簡単に引き抜けます)
センターナットを完全に外した状態でステアリングを力いっぱい引き抜いてしまうと、勢い余ってステアリングが体にあたってケガをしてしまう恐れがありますので、上記のセンターナットを残す手順を忘れないようにしてください。
ステアリングを外したら、根元の円形のパーツが回転してしまわないよう、下画像青矢印のようにマスキングテープなどで仮止めしてください。(円形のパーツが回転してしまうと、ウィンカー機能などが不具合を起こしてしまう恐れがあります)

ステアリングボスの取り付け
純正ステアリングを取り外した後に社外ステアリングを取り付けるためには、ステアリングボスが必要です。
今回ワゴンR(MH23S)に使用するのは、下画像の「HKBステアリングボスキット(OU-248)」です。


ステアリングボスは車種や年式ごとに専用品となっていますので、ご自身の車に適合するものを用意しましょう。
まずは、ステアリングボスキットに同梱されているエアバッグダミーハーネス(下画像赤矢印)
を下画像青枠のエアバッグ配線に取り付けます。
取り付け時は、下画像赤枠のように端子部分を奥まで差し込むだけでOKです。

あとは、外れないようにするために、下画像赤枠のようにテープでぐるぐる巻きにしておきます。(今回はマスキングテープとビニールテープを巻きました。こうしておくと強度を保ちつつ、将来外す際にベタベタが残らないのでオススメですよ)

作業をしやすくするため、上画像では(黄色配線根元の右側の)ホーン用の赤い配線をカプラーごと外しています。
ステアリングボス本体を取り付ける前に、ホーン用の赤い配線カプラーを取り付けておきましょう。
もしステアリングボスキットにホーン用配線が付属されている場合は、そちらをご使用ください。
下画像赤矢印が、取り付けた状態のステアリングボスです。
ステアリングボスの取り付けは、ステアリングボスの内側にエアバッグ配線を隠すようにステアリングボス本体をセンターボルトに差し込み、センターナットは軽く手締めしておきます。(センターナットの本締めは、社外ステアリングを取り付けてから行いますのでご安心ください)

上画像青枠がホーン用配線なのですが、ホーンボタン取付時にいつも「もう少し配線が長ければ作業しやすいのになぁ」と感じるので、今回は最初から延長配線(上画像青矢印)を用意しました。(延長配線は、市販のギボシ端子と電気ケーブルで作れます)
なお、私はステアリングを手前(身体側)に近づけたいので、今回はステアリングボススペーサーも取り付けます。用意したのは、下画像の「HKBアルミナムチェンジスペーサー(HK-80)」です。
取り付け方は、ステアリングボスとステアリング本体の間に挟むだけなので簡単ですよ。

ステアリングボススペーサーは、ステアリング交換時の必須部品ではないので、使用するかどうかはご自身のお好みに合わせて選択いただけます。
ステアリングとホーンボタンの取り付け
下画像は、ステアリング本体を黒いボルト6本でステアリングボスに取り付けた状態です。
ここで、ステアリングがまっすぐ(直進状態)になっているかを確認します。
もしも左右に大きくずれている場合は、軽く締めていたセンターナットを外し、ステアリングを両手で持ち、ステアリングボスごと手前に引き抜いて、左右に角度を少しずらしてから再度センターボルトに差し込むことで、ステアリングのセンター位置を調整できます。
ステアリングのセンター位置を確認したあとは、必ずセンターナットを本締めしておきましょう。
最後に、ホーンボタンの取り付けです。
下画像赤矢印のホーン配線を、青枠のようにホーンボタン裏の金具にギボシを差し込み、ステアリング中央の穴にホーンボタンを押し込めば完成です。

下画像が、取付完了したMOMO製のステアリング(通称モモステ)です。


ステアリングは、ご自身の好みに合わせて「MOMO」や「ナルディ」などをお選びいただけますよ。
ちなみに私はグリップが太いタイプが好みなので、MOMOを愛用しています。
なお、ステアリング本体とホーンボタンにはそれぞれ規格がありますので、「MOMOのステアリング+MOMOのホーンボタン」や「ナルディのステアリング+ナルディのホーンボタン」など、必ず同一メーカーで揃えてください。
使用した工具
下画像は、今回使用した工具です。

左から、トルクスレンチ、六角レンチ(ヘキサゴンレンチ)、10mmコンビレンチ、マイナス精密ドライバー、クロスレンチです。
まとめ
純正ステアリングのままだと、直径が大きすぎたり、握る部分が細すぎたりなど、細かい部分に不満を感じても改善することは困難ですが、社外ステアリングに交換すれば、運転手の好みや体格に合わせて調整・選択できます。
ステアリングは運転中常に触れているパーツなので、交換後は満足感を得られやすいのもステアリング交換のメリットだと思います。
もし車を買い替えたとしても、ステアリングはずっと同じものを使い続けることも可能ですよ。
あなたにとって最適なステアリングに出逢えるといいですね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
他の記事でもクルマライフに役立つ情報を掲載しておりますので、よろしければご覧ください。
