こんにちは。ぴろくりんと申します。
クルマに乗っている際、燃費の悪化やエンジンの不調が気になったりしませんか?
この記事は、下記のような症状がある時にオススメです。
- 燃費が悪くなった。
- エンジンの力が弱くなった。
- 信号待ちなどの低回転時、急にエンジンの振動がひどくなることがある。
- スパークプラグを交換してから2万km以上走行している。
- スパークプラグをいつ交換したのか不明。
- 高回転を多用することが多い。(坂道や峠道を走ることが多い)
もしも上記のような場合、まずはスパークプラグを交換してみてはいかがでしょうか?

スパークプラグは消耗部品なので、定期的な交換が必須です。
スパークプラグはエンジンにとって重要なパーツのひとつであり、エンジンの調子に大きく影響します。
交換サイクルは車種や指定プラグの種類や走行状況などによって異なりますが、一般的には「普通車は2万kmごと」「軽自動車は1万kmごと」「バイクは5千kmごと」が目安となります。
(長寿命タイプのイリジウムプラグを使用している場合は「7~10万kmごと」が目安ですが、数万kmごとに点検をオススメします)

元々スパークプラグは定期点検や定期交換をするものなので、作業がしやすい構造になっています。(自動車メーカーの配慮に感謝です)
ジャッキアップなども不要で、ボンネットを開けたらすぐ作業開始できる車種がほとんどなので、メンテナンス初心者にもやさしい作業ですよ。
(水平対向エンジンなど、一部の車種ではスパークプラグにアクセスしづらい場合もあります)
もし消耗したスパークプラグを使い続けてしまうと、失火によって気づかないうちに燃費が悪化してしまっていたり、またスパークプラグに直結しているイグニッションコイルの劣化や故障を誘発し、突然の走行不能や高額修理につながってしまうリスクがあります。
「突然のトラブル予防」や「好調なエンジンコンディションを保つ」ためにも、定期的な交換をオススメします。
以下の記事では、私が実施したスズキワゴンRのスパークプラグ交換作業を紹介しています。
車名:ワゴンR
車両型式:MH23S
年式:平成22年
エンジン型式:K6A(ノンターボ)

それでは、ぜひご覧ください。
作業内容
まずはボンネットを開け、エンジンルーム内を確認します。
エアクリーナーボックスの取り外し
下画像中央の赤矢印部が、エアクリーナーボックスです。
赤矢印先端の真下に隠れているスパークプラグにアクセスするため、まずはエアクリーナーボックスを取り外していきます。

下画像赤矢印のボルトを外します。(エアクリーナーボックスの右奥側)

次に、下画像赤矢印のボルトを外します。(エアクリーナーボックスの右手前側)

下画像赤枠部のボルトを外し、青枠部のネジを緩めます。(エアクリーナーボックスの左奥側)

以上でボルト類はすべて取り外せたので、あとはエアクリーナーボックスをエンジンヘッド部から引き抜くだけですが、少しコツがあります。
まず両手でエアクリーナーボックスを掴んだら、地面から垂直方向に持ち上げるように力を入れつつ、(ボンネットを開ける時のように)前部を上に持ち上げると、取り外しやすいです。
(下画像赤矢印は、取り外したエアクリーナーボックスです)

下画像にて、取り外したエアクリーナーボックスの裏側を見ておきましょう。


上画像赤矢印の部分がエンジンヘッド側に嵌る構造のため、取り外す際は上部に持ち上げながらひねる必要があったんですね。
イグニッションコイルの取り外し
下画像青矢印のイグニッションコイル3本を取り外していきましょう。
まずは黄矢印のカプラーと赤枠部のボルトを外します。

あとはイグニッションコイルを引き抜くだけで、下画像青枠部のように取り外せます。

エアインテーク側に異物が入ってしまわないよう、下画像赤矢印のようにタオルなどをかけておくと安心ですよ。

下画像が、取り外したイグニッションコイル(DL3-9821-3ピンタイプ)です。


イグニッションコイルは、高電圧を発生させるための重要部品です。
約10~15万km使用できるほど高耐久なのですが、電子部品なので故障する時は前兆がない場合が多いです。
もしスパークプラグを交換しても以下のような症状が出た場合は、イグニッションコイルが原因かもしれません。
- 信号待ちやアイドリング時に、突然エンジンが止まってしまう。
- アイドリングが「急に低下」と「正常」を不規則に繰り返す。
- 不規則にエンジンの振動(揺れ)が酷くなる。
- エンジンの力が弱くなった(坂道を登れない)
ターボ車や大排気量車など、元々エンジンパワーが大きい車両の場合は不調に気づきづらいのですが、特に「軽自動車」や「1気筒~3気筒エンジン」などは症状が顕著に表れやすいです。
過走行車の場合は特に、予防整備としてイグニッションコイルを交換しておくのもオススメですよ。
なお、イグニッションコイルの交換時は「3気筒なら3本」「4気筒なら4本」全本数の交換をオススメします。
(予算や諸事情により、どうしても故障した1本だけを交換したい場合は、それでもOKです。ただし、後々交換していない箇所が故障してしまう可能性がありますので、コンディションチェックは常に行っていたほうがいいと思います)
スパークプラグの取り外し
下画像赤矢印のプラグレンチ(16mm)を青矢印のプラグホールに差し込み、スパークプラグを取り外します。


スパークプラグはプラグホールの約10cmほど奥にあるため、上画像ではプラグレンチにエクステンションバー(延長するための棒)を組み合わせて使用しています。
下画像左側の3本が、取り外したスパークプラグ「LKR7BIX-P」です。
そして右側が、交換用のスパークプラグ「NGK-Premium-RX-LKR7ARX-P」です。


せっかく交換するので、今回はより上位クラスのスパークプラグを選びました。
今回購入した際は、3本セットで約4700円でした。
スパークプラグの取り付けは、以下のように行います。
- まずはプラグレンチとエクステンションバーだけを使い、手の力だけでねじ込みます。
- スパークプラグのガスケットが取付座に届くと、手の力だけではそれ以上回らなくなるので、ラチェットレンチで180度(1/2回転)締めつけます。
スパークプラグを取り付けたら、あとは逆の手順でパーツを戻していくだけです。
エアフィルターの点検
作業のついでに、せっかくなのでエアフィルターを点検しておきましょう。

エアフィルターの点検や交換は、エアクリーナーボックスをエンジンから取り外した状態でも、エンジンに取り付けた状態でも、どちらでも可能ですよ。
下画像青枠部のフック2か所を引っ張って外すと、エアクリーナーボックス内のエアフィルター(赤矢印)が確認できます。

上画像のエアフィルターは最近交換したばかりのきれいな状態なので、今回は交換せずそのまま使用しました。

エアフィルターは約2万kmを目安に点検し、汚れが酷かったら交換をオススメします。
ちなみに軽自動車用なら、大体1300円~2000円程度で購入できます。
使用した工具
下画像が、今回使用した工具です。

- プラグレンチ(16mm)
- ボックスソケット(10mm)
- エクステンションバー
- ラチェットレンチ
- プラスドライバー(2番)
まとめ
スパークプラグは消耗品なので、定期的な点検や交換が大切です。
スパークプラグは突然故障することがあり、そうなると急にエンジンが不調になったり、最悪の場合は走行不能になってしまうリスクがあります。
出先での車両トラブルを予防するためにも、スパークプラグの点検や交換を行い、快適なドライブを楽しみましょう!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
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