はじめまして。
車のトラブルが解決するとすぐドライブに行きたくなる、ぴろくりんといいます。
突然パワーウィンドウが壊れると焦りますよね!!
私も「突然パワーウィンドウが開かなくなった」経験がありますが、その時は費用をかけずにスイッチの分解清掃のみで直りました。
この記事では、私が実施した修理内容をご紹介します。
同じような症状でお悩みの方は、以下の記事をぜひご覧ください。
この記事は、下記のような「パワーウィンドウの不具合」がある時にオススメです。
- 時々、動かない(開かない/閉まらない)場合がある。
- 何度かボタンを押し直すと動く。
- ボタンを押し続けていると、動いたり止まったりを繰り返す。
以下、故障状況です。
運転席側の窓ガラスを開けるためにパワーウィンドウのボタンを押すと「ウィーン。 ピタっ」と、3センチほど開いたところでガラスが止まってしまいました。
「あれっ??」
と思いながら、もう一度パワーウィンドウのボタンを押し直しました。
今度は「ウィーーン。 ピタっ」と、5センチほど動いた後に止まってしまいました。
この時点で故障は確実ですが、
ボタン操作を数回繰り返せばなんとか開閉ができるので、数日このままで使用していました。
しかし、使っていくうちに「動かない」頻度が高くなってきました。
もし「雨の日に閉まらなくなる」と大変だし、「ドライブスルー」や「コインパーキング料金所」などでも困ると思うので、修理しました。
一般的な修理方法だと「部品代 約2300円~8000円+工賃」ですが、今回は費用のかからない「分解修理」をご紹介します。
今回は「スズキMRワゴン(MF22S)」でご説明します。

事前準備
症状確認と原因切り分け
ウィンドウが動かない場合、「ヒューズ」「レギュレータモーター」「ウィンドウスイッチ」などいろいろ原因が考えられますが、
今回の症状をみると、
- 「動く時もある」=「通電している」ので、ヒューズ切れの可能性は非常に低い。
- 「動いたり動かなかったりする」=「電気が通ったり通らなかったりしている」可能性がある。
- 「スイッチを押していてもウィンドウが動かない」時、ドア内は無音。(もし異音やモーター回転音が聞こえる場合は、原因はレギュレータモーターの可能性あり)
- 「助手席や後部座席の窓ガラスは正常動作」=「スイッチまでは電気が通っている」
なので、「運転席側スイッチの接触不良」が原因と判断しました。
通常の修理だと「ウィンドウスイッチ本体」を交換する方が手っ取り早いのですが、
純正新品はいい値段します。
中古品だと再度同じ症状に悩むリスクがあります。
そのため、今回は「接触不良を改善するための分解修理」を行います。
( 「もし分解しても直らなければ、諦めて部品交換したらいいや」 と思っています)
用意しておくもの
必須なのは、プラスドライバー1本とマイナス精密ドライバー1本です。
その他は、「あると便利」程度です。
こちらが、今回使用した道具です。

- プラスドライバー
- マイナス精密ドライバー
- マイナスドライバー
- クリッププライヤー
- 綿棒
- 紙やすり
- KURE接点復活スプレー
※「綿棒、紙やすり、KURE接点復活スプレー」は基盤清掃のために使用しましたが、お手元に無い場合は汚れを拭き取るための布だけでもOKです。
作業手順
では、さっそく修理を行います。(作業時間の目安は約45分です)
ドア内張の取り外し
まずはプラスドライバーで、「赤マルと赤矢印」の計3か所のネジとクリップを外します。

次に、右下部(青矢印)の隙間から指を差し込み、少し勢いよく手前に引くと、「バコバコッ」という音とともに内張を剝がせます。
ここまでくると、内張は窓枠にぶら下がっている状態です。
あとは、内張を5センチほど上に持ち上げれば外せます。
ウィンドウスイッチ配線カプラーの取り外し
ドアと内張の隙間を上から見ると、ウィンドウスイッチの配線(赤マル部)が確認できます。
この配線カプラー2個を抜きたいのですが、このままではカプラーのツメが見えません。
なので作業をしやすくするために、ドア内張を180度回転させて逆さにします。

すると、カプラーのツメ(下の画像の赤マル)が見えます。配線カプラーを抜きましょう。
※抜けにくい場合は、カプラーのツメを押しながらマイナスドライバーなどでコジってください。(私の場合はなかなか抜けなかったので、ここで3分程がんばりました!)

無事、配線カプラーが抜けました。(後の作業がしやすいように、カプラーは2つとも抜いておきました)

ドア内張からウィンドウスイッチを取り外す
まずはドアアームレストを外すため、ドア内張の裏側から赤マル5か所のネジを外します。

表側からドアアームレストを持ち上げると外せます。

ウィンドウスイッチは、6か所のツメで固定されています。
赤マル部のツメにマイナス精密ドライバーを差し込み、ウィンドウスイッチを外します。

ウィンドウスイッチが外せました。

ウィンドウスイッチの分解清掃
今回ついていたウィンドウスイッチは「ALPS・JAPAN・PP-TD20」です。
さっそく分解していきます。
赤マル部のツメにマイナス精密ドライバーを差し込み、カバーを開けます。

カバーが開きました。 あとは、黒ケースから基盤を引っ張って取り外すだけです。
基盤の左側が固くくっついているので、赤矢印周辺をマイナス精密ドライバーでこじると外しやすいです。

基盤が取り外せました。

赤マル部が、運転席側スイッチ操作時に通電する箇所です。
ここに汚れがたまり接触不良していたことが、今回の故障の原因です。

金色の通電箇所を清掃します。
手元にあったKURE接点復活スプレーを綿棒に染みこませてから、通電箇所を拭きます。

金色の通電部がきれいになりました。(だいぶ汚れていましたね)

黒いケース側の接点(赤マル部)も清掃しておきます。
かるく紙やすりで削り、綿棒で拭き上げました。

分解清掃は以上です。
基盤を元に戻し、ウィンドウスイッチを組み立てておきましょう。
動作確認
ドア内張を取り付ける前に、
念のため、ウィンドウスイッチが正常に動作するか確認しておきます。

配線カプラーをウィンドウスイッチに一旦接続し、車の「イグニッションをON」にして、ウィンドウスイッチボタンを操作します。(この瞬間がドキドキしますね)
スムーズにウィンドウ開閉ができたら、無事修理完了です。
よかったですね!
あとは、逆の手順で内張を取り付けていけば完成です。
お疲れさまでした。
まとめ
今回は「ウィンドウスイッチ分解清掃」のご紹介でした。
いかがでしたか?
これまでの経験上、ウィンドウスイッチは故障頻度が高いように感じます。
一度分解作業を経験しておくと、今後故障した際に「あ、あのへんが接触不良しているだろうな」と原因を推察しやすくなると思います。
今後のクルマライフにお役立ていただけますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。